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第2期ー7  鳥界

  • kujakuhanamasakobl
  • 2024年4月10日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月18日


1983年、162㎝×130㎝、油彩

熊本市立泉ケ丘小学校蔵


 『芸術グラフ』第5巻第6号(1984年7月号)掲載作品。「現代注目作家」として一挙に4枚がカラーで掲載されたうちの1枚。

 美術評論家・森田文雄は、「現代感覚と精進を極める日本絵画の伝統を調和させ、屹立させたともいうべき作風である」と述べている。

 「鳥界」とは、闘争や競争に明け暮れる鳥たちの群れの世界のことで、この作品以降、昌子は「鳥界(威風)」(1983年、本作品と同年)、「鳥界(待春)」(1985年)、「鳥界(春夢)」(1986年)と関連作品を発表している。本作品は、それらの原点に当たる。しかし遡れば、日展入選作「舎のとり」(1977年)、「華麗なる闘魂」(1978年)も同類のテーマをもつものであった。

 昌子がクジャクのデッサンに通った熊本市動植物園に隣接する縁で、泉ヶ丘小学校に寄贈。

 
 
 

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