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  • kujakuhanamasakobl

第3期-5 鳥界(春夢)

更新日:4月9日


1986年

162×130 油彩 

『毎日グラフ』1986年6月29日号で、美術評論家・佃堅輔によって「静かな、まどろみの表情が、いかにも女性らしい細やかな感性によって語られる」と評される。

この評論の場で、昌子の第3期の絵が〈イマージュと幻影〉とテーマ化される。

この時期、花が主体となり、鳥は小さく、薄く、溶け込むように描かれるようになる。ここには、もう生きる者たちの争いも競い合いもない。とりは極楽浄土か天国に召されたのだろう。


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