第4期ー8 ほほえみ
- kujakuhanamasakobl
- 2024年4月9日
- 読了時間: 1分
更新日:2月18日

1999年、162cm×130cm、油彩
この場がオンライン美術館であることが悔やまれる1枚。
100号のサイズで鑑賞すると、見る者は圧倒される。
「花が咲く」の「咲」は、「笑」と通じる。
穏やかな陽光に包まれて、花がほほえんでいるかのようである。
この時期、昌子の絵から極限まで無駄が削ぎ落され、抽象化され、相対的に色彩の重要度が増してくる。なぜ上の笹は明るく、下の笹は暗いのか――ここには「季節の移ろい」も、同時に表現されている。
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