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第4期ー9 みちたりて

  • kujakuhanamasakobl
  • 2024年4月9日
  • 読了時間: 1分

更新日:2月18日

1999年、146cm×89cm、油彩


 一見すると、湖に「花」が浮かんでいるように見える。しかし、笹の背景である源氏雲は空のものである。天と地、空と海の一体化がはかられている。

 しかも、花の背後にある白い円は、湖に映り込んだ「月」のようにも見える。昌子は、昼と夜までも一体化させたのである。時間も空間も分け隔てのない世界、すべての生きとし生ける者たちが融合する世界――こうして昌子は第5期の曼荼羅の世界へと深化してゆく。

 
 
 

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